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家系図は何代前までさかのぼれるか。先祖の数は10代前で1024人

家系図をつくろうと思ったとき、まず気になるのが「何代前までわかるのか」ということです。答えは、何を手がかりにするかで変わります。戸籍なら、多くの家で5代前から6代前まで。その先は、お墓や過去帳、古い記録をたどっていきます。このページでは、手がかりごとの目安と、何代前に何人の先祖がいるのかをまとめました。

手がかりごとの目安

手がかりさかのぼれる目安どこにあるか
家族の話・写真2代前から3代前(祖父母、曾祖父母)家族、親せき、アルバム、年賀状
戸籍5代前から6代前、およそ150年本籍地の役所。近くの窓口でもまとめて頼める
お墓・位牌・過去帳江戸時代の中ごろまで届くことも墓地、仏壇、菩提寺
宗門人別改帳などの古文書江戸時代のはじめごろまで届くことも村の旧家、郷土資料館、県の文書館
家に伝わる系図・言い伝え家によって、さらに前まで家の蔵、本家、同じ名字の一族

下の段へ行くほど、残っているかどうかは家や土地によってまちまちになり、読みとるのも難しくなります。まずは家族の話と戸籍で、確かな土台をつくるのが近道です。

戸籍でわかるのは、5代前から6代前

役所で取れるいちばん古い戸籍は、多くの場合、明治19年の決まりで作られた戸籍です。その戸籍に書かれた戸主の父母の名前までわかれば、江戸時代の終わりごろに生まれた先祖にたどり着きます。今の大人から数えて、5代前から6代前、年にしておよそ150年です。

ただし、古い戸籍は、閉じられてから150年たつと処分してよいことになっていて、すでに処分された戸籍もあります。取れるうちに取っておくのがおすすめです。頼み方と手数料は「戸籍で家系図をつくる手順と費用」にまとめています。

戸籍の先へ進む手がかり

戸籍の先は、次のような手がかりをたどります。

江戸時代の古文書は、くずし字で書かれています。読むのが難しいときは、郷土資料館や文書館の人にたずねると、読み方を教えてもらえることもあります。

何代前に、何人の先祖がいるか

自分には父と母の2人がいて、その父と母にも2人ずつ。こうして一代さかのぼるごとに、先祖の数は2倍になります。一代をおよそ30年として数えると、次のようになります。

何代前呼び方その代の先祖そこまでの合計およそ何年前
1代前父母2人2人30年前
2代前祖父母4人6人60年前
3代前曾祖父母8人14人90年前
4代前高祖父母16人30人120年前
5代前五代前の先祖32人62人150年前
6代前六代前の先祖64人126人180年前
8代前八代前の先祖256人510人240年前
10代前十代前の先祖1,024人2,046人300年前
15代前十五代前の先祖32,768人65,534人450年前
20代前二十代前の先祖およそ105万人およそ210万人600年前

10代前、江戸時代の中ごろには、数の上で1024人の先祖がいます。だれか一人でも欠けていたら、今の自分はいません。そう思うと、一人ひとりの名前を残しておきたくなります。

その一人ひとりが、子や孫に何を託してきたのかは、「受け継がれる想い」にまとめています。

実際には、昔は同じ村の中や、近い親せきどうしの結婚も多かったので、同じ先祖が何度も重なって出てきます。代が増えるほど、本当の人数は、この数よりずっと少なくなります。

「家系図をつくる」の「扇の形」の図では、何代前までの先祖のうち、何人がわかっているかが一目でわかります。

江戸時代の名字のこと

「昔の庶民には名字がなかった」と言われることがあります。けれど、公に名のることが許されていなかっただけで、村の中や、お寺の記録などで、名字を使っていた家は多くありました。

明治になり、1870年(明治3年)に、だれでも名字を名のってよいことになりました。それでも名のらない人がいたため、1875年(明治8年)に、だれもが名字を名のるよう決められました。今の名字が、このときに初めてつけられた家もあれば、それより前から使っていた名字を、そのまま届けた家もあります。

名字や名前にこめられた意味は、姉妹サイトの姓名月で読み解けます。

よくある迷い

8代前の先祖は、だいたい何年前ですか?

一代をおよそ30年として数えると、8代前はおよそ240年前、江戸時代の中ごろです。8代前の先祖は、数の上では256人います。

15代前の先祖は、何年前ですか?

一代をおよそ30年として数えると、およそ450年前、戦国時代のころです。数の上では32,768人になります。

戸籍で家系図を作ると、いくらかかりますか?

手数料は、多くの市区町村で戸籍謄本が1通450円、除籍謄本と改製原戸籍謄本が1通750円です。多くの家では、合わせて数千円から1万円ほどです。詳しくは戸籍で家系図をつくる手順と費用へ。

戸籍だけで、何代前までわかりますか?

多くの家で、5代前から6代前、江戸時代の終わりに生まれた先祖までわかります。年にして、およそ150年です。古い戸籍が処分されていると、それより手前で止まることもあります。

10代前の先祖は何人いますか?

数の上では1024人です。ただ、同じ人が何度も重なって出てくるので、実際の人数はもっと少なくなります。

江戸時代の庶民に、名字はありましたか?

公には名のれませんでしたが、村の中などで名字を使っていた家は多くありました。だれもが名字を名のるよう決められたのは、1875年(明治8年)です。

先祖が武士だったかどうかは、わかりますか?

戸籍のはじめのころには、族籍(士族、平民など)が書かれていることがあります。ただ、これは差別につながってきた書きこみでもあります。家の中の記録として受けとめ、人の値うちを家柄で決めることには使わないようにしましょう。

まずは、わかる先祖から一人ずつ。

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入れた名前は、お使いの端末の中だけに残ります。

参考にした資料

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